ホワイト&マッカイ /スコッチ・ブレンデッド・ウイスキー

Whyte&Mackay /Scotch・Blended・Whisky

ホワイト&マッカイ社の前身は、1844年にグラスゴーで創業したアラン&ポインター社であった。

同社は主に雑貨卸業と倉庫業を営んでいたが

1882年に当時支配人をしていた

ジェームズ・ホワイトが友人のチャールズ・マッカイとパートナーシップを組み、ウイスキー事業に乗り出した。

 

社名を、ホワイト&マッカイ社としたのもその為で、程なくして2人の夢の実現である『ホワイト&マッカイ・スペシャル・ブレンド』が誕生した。

 

このウイスキーは、他社のそれまでのウイスキーとは大きく異なる特徴を持っていた。

後熟を2回ほどこす

『ダブルマリッジ』という方法を取り入れ

これによりモルト原酒とグレーン原酒が最良の状態で混ざり合い

しかも後熟にシェリーバットを使用する事によって

深みのある色調と独特のフレーバーが生み出された。

 

まず厳選された35種類以上のモルト原酒が、ヴァッティングされ

シェリーバットの中で8ヶ月以上眠りにつく。

これをファーストマリッジといい、その後これにグレーン酒がブレンドされる。

そして再びシェリーバットの中で2回目の眠りにつく。

これがセカンドマリッジ。

ホワイト&マッカイ社の発展は、このダブルマリッジによる

『スペシャル・ブレンド』の成功に負うところが大きいが

100年以上経ったげんざいも、その製法は全く変わっていない。

 

2人の創業者であった

ジェームズが1910年、チャールズが1921年に亡くなると

その後はそれぞれの息子である、ハートリーとウイリアムが経営にあたっていたが、1935年にウイリアムが会社を去り、ハートリー1人が会社を運営していく事になった。

 

今回は、創業当時の話、ホワイト&マッカイの特徴について書きましたが、次回はそれから大企業に成長するまでを書き綴っていきたいとおもいます。

それまでに、もしも続きが聞きたいという方がおられましたら、お店の方にいらして下さい。

ホワイト&マッカイを飲みながら……。

 

岡山バー、中央町バー、岡山、朝までのバー
イングルヌックマスター(愛称たけちゃん)若干50歳でした(^-^)

 

 

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