梅雨真っ盛りでございます。

蒸し暑さも増して参りました。
朝晩の涼しさの時間がホッとする(HOTではありません)

岡山市北区 中央町の
バー・イングルヌックです。

今日は
ハイランド・シングル・モルト・スコッチ・ウイスキー

ROYAL LOCHNAGAR ロイヤル ロッホナガーを紹介します。

 

ROYAL・LOCHNAGAR
HIGHLAND・SINGLE・MALT・SCOTCH・WHISKY

 

ロッホナガー蒸留所がある、ディー川の上流域は
英王室の夏の離宮のバルモラル城があることから
別名、ロイヤル・ディーサイドと呼ばれている。

地元の資産家ジョン・ベグがディー川のほとりに
蒸留所を建てたのは1845年のこと。

ロッホナガーとは、ディー川沿いで一番高い、標高1155㍍の山の名前で
ゲール語で「岩の露出した湖」の意。

山なのに湖というのも変な話だが、これは山頂近くにある小さな湖の名前が
そのまま山名に変化したからだという。

ジョン・ベグが蒸留所を建てた3年後の1848年に偶然にも
ヴィクトリア女王が隣のバルモラル城を買い、夏の離宮とした。

ベグはさっそく隣人に
「一度、自分の蒸留所を見学に訪れませんか?」という手紙を書いた。

女王の夫君、アルバート公が大の機械好きと聞いていたからだ。

すると翌日の夕方、何の連絡もなしに突然、女王一家が蒸留所を訪れたのだ。

女王夫妻をはじめとするロイヤルファミリー一行は
ベグの案内で蒸留所を見て回った。

この突然の訪問から数日後、ベグのもとに『王室御用達』を許可する
ワラント(勅許状)が届けられた。

以来、ロッホナガーは頭にロイヤルを付けて呼ばれることになったのだ。

実際、女王夫妻はロッホナガーのモルトが、大のお気に入りで
とくに女王は愛飲の極上の
ボルドーワインに、ロッホナガーを数適落としてよく飲まれたという。

 

フランス人が聞いたら卒倒しかねない飲み方が
ヴィクトリア女王だけの習慣に終わったのは
両国にとって幸いであったというべきだろう。

 

 

歴史の中の、ほんの1ページに触れれたかの様な気分になりました。

 

それでは、今宵も皆様のご来店、心よりお待ちしております。
バー・イングルヌックマスター(愛称たけちゃん)若干49歳でした(^^♪

 

 

 

 

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