Whyte&Mackay

Scotch・Blended・Whisky

ホワイト&マッカイ  スコッチ・ブレンデッド・ウイスキー

 

2月になり、寒い日も続いています。

先日は岡山市内でも積雪があり、少々驚いております。

皆様のご健康、ご多幸を胸に想い、前回の続きへと話を運びます。

 

西大戦の混乱期から戦後、いち早く抜け出した同社は

1960年に北ハイランドのダルモア蒸溜所を所有する

マッケンジー・ブラザーズ社と合併した。

元々、マッケンジー社の創業者である

マッケンジー兄弟、ジェームズ・ホワイト、チャールズ・マッカイらは友人同士であり『ホワイト&マッカイ』の重要な原酒がダルモアであった事から、ここにモルト原酒の安全確保と、ウイスキー蒸溜事業に進出するという、ホワイト&マッカイ社の長年の夢が叶うことになった。

 

同社は1972年に2つの蒸溜所を買収し、さらに1988年には

リースのボトリング会社、ウィリアム・ミュアー社の買収にも成功している。

 

ミュアー社は独立のボトリングプランとしては最大級の会社で

これにより自社ブランドの瓶詰めから、他社のボトリングまで可能となった。

 

しかし、より一層の国際競争力、資本投入の必要性から

1990年にはジム・ビームス』有名なアメリカン・ブランド社の傘下にはいり、ここにホワイト&マッカイ社が誕生する事になった。

 

 

同グループが次に行ったのは、さらなる合併・買収で、1993年に

インバーゴードン・ディスティラーズ社の買収にも成功している。

 

インバーゴードン・ディスティラーズ社は、傘下に4つの

モルト蒸溜所 1つのグレーンウイスキー蒸溜所を所有する

スコッチ業界でも大手企業で、これによって

ホワイト&マッカイグループは、合計7つのモルト蒸溜所と

1つのグレーン蒸溜所を併せ持つ大企業に成長した。

 

この数字はUDV社、アイランド・グループに次ぐスコッチ業界3位であり、スコッチ・ウイスキー全生産量の約10%は、同社が生産している事になるそうです。

 

次回は現在の状況などについて書こうと思いつつ、今夜はこの辺りで。

 

岡山バー、中央町バー、岡山、朝までのバー
イングルヌックマスター(愛称たけちゃん)若干50歳でした(^-^)

 

 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。