ホワイト&マッカイ

スコッチ・ブレンデッド・ウイスキー

 

これまで、2度に渡ってお話をして来ましたが、今回の3度目を持ちまして完結となります。

余談含め、物語は更に続くのですが、その先はお店の方にて…

それでは最終章の始まりです。

 

前回、合併買収をし

7つのモルト蒸留所と、1つのグレーン蒸溜所を持つ大企業に成長したと書きました。

それらを順番に書くとこうなります。

『ダルモア』『フェッターケアン』『トミントゥール』『タムナヴーリン』

『タリバーディン』『ブルイックラディ』『アイル・オブ・ジュラ』

と、グレーンウイスキーの『インバーゴードン』を持つこととなりました。

 

その後、ホワイト&マッカイグループという会社名は、1995年に親会社である

アメリカン・ブランド社の社名変更に伴い、JBBグレイターヨーロッパ社とあらためられました。

 

100年以上親しまれたホワイト&マッカイというグループ名が消えたのは惜しい気もしますが、創業者の遺志はその製品であるウイスキーにこそ生き続けるのでしょう。

 

商品ラインナップには

『ホワイト&マッカイ・スペシャル・リザーブ』から『30年』までありますが

その中の『ゴールデン・ブレンド』は、現在のマスター・ブレンダーである

リチャード・パターソン氏が2年の歳月を要して完成させた日本向けの逸品です。

 

スタンダードの『スペシャル・リザーブ』よりはスペイサイドモルトの比率を高め

マイルドで飲みやすく、しかも力強い風味に仕上がっています。

『少量の水を加え、アルコール度数を38度位にして飲んで頂きたい』

というのが、パターソン氏のコメントです。

 

親子3代にわたる名ブレンダーの家系に生まれ

若干26歳でホワイト&マッカイ社のマスターブレンダーを任された

パターソン氏らしい飲み方にまで気を配ったこだわりのコメントです。

 

長い話になりましたが、本日の一杯にいかがでしょう?

 

 

岡山バー、中央町バー、岡山、朝までのバー
イングルヌックマスター(愛称たけちゃん)若干50歳でした(^-^)

 

 

 

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